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口腔科

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    1. 歯周病とは

    歯周病とは、歯を支える歯茎が破壊されることで歯がぐらぐらになってしまったり、歯肉が炎症を起こして出血する病気です。 ワンちゃんの口内はアルカリ性のため、虫歯菌は増殖しづらいのですが、一方で人と同様、歯周病にかかりやすい動物です。 歯周病は、歯と歯茎の隙間に歯垢が付着することが原因で発症します。 ワンちゃんやネコちゃんは日常的に歯磨きをする機会が少なく、歯の汚れが付着したままになりやすいため、およそ2歳になる頃までにワンちゃんでは80%、ネコちゃんでは70%が歯周病トラブルになります。 また歯垢が歯石に変わるまでは、 人間の場合歯垢が歯石に変わるまで30日ほどかかりますが、犬の場合は3日ほどで変化します。

    2. 歯周病の症状

    ワンちゃんが歯周病にかかると、歯茎が赤く腫れたり、腫れた部分から出血が見られたり、口臭がきつくなったりという症状が見られ、症状が進行するにつれて眼の下に膿や穴が開いてしまうことから食欲が無くなったり、最終的には歯がポロポロと抜け落ちてしまう恐れがあります。

    単に歯が数本抜けるだけならば、ある程度高齢になれば仕方がないと思った方もいるかもしれませんが、実は歯周病は単なる生活習慣病ではないのです。近年の研究によると、人と同様に歯周病は全身の健康と深く関わっており、歯周病菌が血管に入り込むと、腎臓病や心臓病や肺炎などの大きな病気の原因に繋がるということが分かってきました。また糖尿病治療中に対する血糖値のコントロールにも関与することもわかってきております。歯のケアを怠ってしまうと、大切なワンちゃんやネコちゃんの寿命にも影響しかねません。

    3. 歯周病の原因

    歯周病とは、口のなかに溜まった細菌によって引き起こされる炎症です。食べた物の一部が歯のすき間に残り、歯垢となります。歯磨きによって歯垢をきれいに取り除くことができれば問題はないのですが、歯磨きが不充分だと取りきれなかった歯垢がやがて歯石となり、歯の表面や歯茎の細かい溝に沈着してしまいます。この歯垢や歯石こそが、歯周病の原因となります。

    そして、この歯周病菌が産生する有害物質によって、歯周病が引き起こされます。歯周病は突然発症するものではなく、段階を踏んでゆっくり進行する病気です。また、それと同時に毎日のデンタルケアできちんと汚れや細菌を除去することで、確実に予防することができます。

    当院には、デンタルアドバイザーがおりますので、デンタルケアのご相談がありましたら、ぜひお声かけ下さい。

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