猫の会陰尿道瘻術
猫の会陰尿道瘻術
会陰尿道造瘻術とは
尿道閉塞の解除ができない尿道結石や尿道狭窄、損傷によって正常な排尿が困難になった猫ちゃんに対し、尿の排出経路を新たに作る手術です。特に尿道の狭窄や閉塞が重度の場合に行われます。
従来の術式では尿道粘膜と皮膚を縫合し尿路を確保していました。しかし、その術式では術後の合併症として尿による皮膚の炎症、尿路感染が生じ、さらなる尿路の狭窄が問題となっていました。
当院の術式では、猫ちゃんの包皮の粘膜部分を筒状に形成し、狭くなった尿道口に縫い合わせて新しい尿道出口を作ります。包皮粘膜は尿道粘膜に近い性質を持つため排尿機能の回復が期待でき、尿路の通過も良好で、術後から排尿が可能となり、その後も大きな問題なく元気に過ごしています。
術式の特徴とメリット
・自然な排尿が可能になる(外観が手術前と比較してそんなに変わらない)
・尿路閉塞の再発を防ぎやすい(包皮粘膜を利用するため)
・術後のケアが比較的簡単(手術における難点はある)
・尿路感染症のリスク軽減にもつながる(QOLはばっちり)
尿道のトラブルでお困りの際は、早めの診断・治療が大切です。 当院では経験豊富な獣医師が、猫ちゃんに負担の少ない適切な手術を提供しています

